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自転車ADRセンター
学問のすすめ
平成25年2月から自転車ADRセンターの調停委員に就任していますが,本日,久しぶりに自転車ADRセンターの調停委員の仕事がありました。
自転車ADRセンターは,
1 自転車と歩行者間の事故
2 自転車と自転車間の事故
3 自転車による器物の損壊
に係る紛争を対象とした裁判外の法的紛争解決手続です。
調停は,3名の調停委員によって事件当事者の主張や意見を聴取し,調停委員会としての和解案を提示するなどして,調停手続を進行しています。
現在この調停委員は,全員,弁護士が担当しています。
まだその存在を余り知られていないため,申立件数は多くはありませんが,平成25年度の実績で50%程度の和解成立率を達成しているようです。
私が,担当した案件は,今のところ100%和解が成立し,両当事者が調停成立に満足して終了しています。
裁判とか訴訟というと,時間や費用の点から敷居が高いですが,この手続を利用すれば,
費用も安く,さほど時間もかからずに紛争が解決される可能性がありますので,自転車に関する事故に遭った場合,選択肢の大きな一つになると思います。
写真は,先般走った西湖です。西湖の1周は約10?で,信号が無くノンストップで走り続けることができますので,いい練習ができると思います。でも,3週ぐらいで飽きるかな…。