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低随圧症?
4月上旬からずっと原因不明の頭痛に悩まされていました。
確定した診断はもらってないのですが、医師からは低随圧症かもしれないと。
ブログに載せるのは悩んだのですが、私自身、他の方のブログが大変参考になりましたので、どなたかの参考になればと思い載せることにしました。
きっかけは、4月3日(日)、仕事帰りにジムに寄り、筋トレをしていました。筋トレといっても、マシンではなく、マット上で腕立て伏せをしていたのです。筋トレをやったことある方なら聞いたことあると思いますが、筋トレ時、力を入れるときは血管に負担を与えないために、息を吐きながら力をいれなければいけないといわれています(諸説あるようですが)。
この日、腕立て伏せ30回3セットの3セット目だったのですが、息を止めて力を入れてしまいました。その瞬間、頭の中でズキン!という頭痛がありました。一瞬、頭の血管が切れてしまったかと思いました。痛みは、我慢できるぐらい(少し気になるぐらい)までにすぐに緩和されましたが、痛み自体はその日寝るまでなくなりませんでした。このときは、1日寝れば直るだろうという安易な考えでした。
翌日、翌々日は、痛みが発症したりしなかったり、また、痛み自体はあってもそんなに気にならないほどの痛みでした。
ただ、4月6日(水)の朝、朝食時に再度痛みが生じ、それまでの痛みよりも少し強いような感じでした。特に、頭を動かすとズキンとする感じでした。少し心配になりましたので、午前中の予定をキャンセルして、病院に行き、MRIをとりました。結果は、なんともありませんでした。血管も切れていないとのことでした。医師からは、とりあえずの薬を処方され、とりあえず様子を見ようということになりました。
しかし、それからもほぼ毎日頭痛が継続しました。我慢できない程ではないのですが、頭を動かすと「ズキン」とした痛みありました。医師からもらった薬は、全く効きませんでした。週末は大体テニスかサーフィンをしていたのですが、頭を動かすと頭痛がするので、とてもスポーツできるような状態ではありませんでした。
痛みが酷くなっているような気がしたので、4月11日(月)、再度、別の病院で診察をしてもらいました。そこで、とりあえず痛みを抑えるために別の薬を処方してもらいました。「ナイキサン」という薬でした。これは効き、頭痛は約半日なくなりました。ただ、これは胃への負担が大きいようなので、痛みがなければなるべく控えた方がいいと医師から助言されました。
別の日(4月16日)にMRI、CTを撮り、4月22日の診察で、いずれも異常なしとのことでした。この時に医師から、筋肉の緊張が原因か、それとも低髄圧症かも、と指摘されたのです。低髄圧症とは、脳の周りにある髄液が減少していることにより頭痛等の症状がでる病気のようです。身体を横にして寝ている状態だと、髄液が脳に戻り、頭痛が緩和されるとのこと。確かに、頭痛があるときでも、身体を寝た状態にすると頭痛がなくなっていました。医師からは、「低髄圧症の場合、何日か寝てると治ることが多いんですよ。でも、仕事してたら何日も寝てることできないですよね。ははは。それで治らなかったら、血液を脊髄に打って、髄液の漏れをとめるんですよ。でも、とりあえず筋肉の緊張を緩和する薬処方しておくから、それ飲んで様子をみよう。」とのこと。
お医者さんには申し訳ないのですが、筋肉が緊張しているとは思えませんでしたので、せっかく処方してもらったのですが、その薬は全く飲みませんでした。
低髄圧症について、ネットで調べてみると、発症初期の治療方法は、
・ 2週間以上の安静臥床
・ 水分補給
・ カフェイン
とのこと。
確かに、2週間以上も寝たままなんて、通常はできませんが、幸いGW直前。これを逃してしまったら治らないかもしれないという思いから、色々な方にご迷惑をおかけしてしまいましたが、GW期間中の仕事や遊びの予定を全てキャンセルし、4/28~5/8(11日間)寝続けることにしました。「2週間以上」ではありませんが、当初、「3,4日寝続ければ治るのでは」という安易に考えていました。
映画見放題と思いましが、意外と見ませんでした。ただ、ひたすら寝続けるのみ。朝昼晩の食事の時と、トイレのとき以外はひたすら寝続けました。寝ているときは全く大丈夫なのですが、食事で起きると、大体30分くらいで頭痛がでていました。横になれば大丈夫なのですが、完全にフラットになる必要がありました。例えば、テレビを見るために、すこし上半身を斜めにしたり、頭に高めの枕を置いたりしても、頭痛がしました。映画を余り見なかったのもそのせいです。ベッドの横には、水のペットボトルを置き、ひたすら水分補給をし続けました。
3,4日で治ると思っていたのですが、1週間経っても治らず、また、頭痛も軽減されている様子もなく、焦りました。血液を脊髄に打つ治療(ブラッドパッチというそうです。)も視野に入ってきましたが、調べると、かなり痛そうですし、また、何度打っても治らないという方もいるようで、かなり下がりました。
でも、あるブログで、1年かけて自然治癒で治ったという方もいることを知り、私も、ダメでもブラッドパッチではなく、自然治癒を目指そうと、上げました。
たまたまつけたテレビのグルメ旅行番組で紹介されていた、豚の髄液をストローで吸う、という沖縄の珍料理は笑えませんでしたが、水飲むより直接的なのかも…。
5月8日(日)、とうとうGW最終日、急に「回復」という文字がやってきました。少し脳に違和感のようなものはあったのですが、ほとんど気にならない程度に。本当は、念のため、この日も安静にしていた方が良かったのかもしれませんが、我慢できず、夕方、海へw。1時間ほど軽くサーフィンをしましたが、大丈夫でした。
それから今日まで、たまにまだ脳に違和感を感じるときがあるのですが、GW前は毎日1,2回飲んでいた痛み止めの薬も飲むことなく、生活ができるようになりました。久しぶりにテニスもしましたが大丈夫でした(ずっと運動をしていなかったから、体力が激減していましたがw)。
ただ仕事上の宴席で飲んだとき、久しぶりに「ズキン」としたので、やはりアルコールは少し控えた方がいいのかもしれません。
まだ完治という状態ではないのですが、水分補給、十分な睡眠、そして軽い運動で自然治癒するのではないかと信じます。