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学問のすすめ。

ゆめまくら 1

2016年09月09日

昨日、妻が枕を買った。

それで、ある事件を思い出した。

 

数年前、あるおばあちゃんが亡くなった。

 

私の依頼者(A)は、おばあちゃんのいとこ。

 

A夫婦は、定期的に、身寄りのないおばあちゃんが居住していた施設に行って話相手になっていた。A夫婦は訪問するたびに、おばあちゃんから「少ないけど、遺言で財産を残しておいてあるからね。」と言われていた。

 

おばあちゃんが亡くなる1年前あたりから、素性の知れない胡散臭いBがおばあちゃんに接近するようになった。

おばあちゃんもBのことを嫌がっている様子であったが、A夫婦は何もできず、たまに施設で顔を合わすと会釈をする程度で、特にBとは関与しなかった。

 

おばあちゃんが亡くなると、部屋からおばあちゃんの自筆遺言が出てきた。

遺言の内容は、おばあちゃんの全遺産を換価して、次の割合で配分するという内容で、遺言執行者はBと指定されていた。

   B 50%

   B-1 20%

   B-2 20%

   C 10%

なお、B1とB2はBの家族であった。Cは、おばあちゃんやBとの関係は不明であったが、おばあちゃんが亡くなる前に死亡していた。

おばあちゃんには、法定相続人はいなかった。

 

おばあちゃんの葬儀(なぜかBが喪主になっていた。)と、この自筆遺言の検認手続きが終わった後、Aは、私の事務所に相談に来た。

Aは、遺言の有効性(Bによる偽造)について疑っていた。

おばあちゃんの遺産は、Aによれば、どこの銀行にあるかわからないが、たぶん1億以上の預貯金だけで、他の資産はないだろう、ということだった。

 

この相談を受けた弁護士としてはどうすればいいのでしょう?

 

ヒント

1 遺言の無効は争いたいが、Aはそもそも争えるか?

2 仮に争えるとしても、それなりに時間を要してしまい、その間に遺言執行者Bがおばあちゃんの遺産を換価してしまうが、おばあちゃんの遺産の詳細が全くわからない。

3 仮にわかったとしてどうするか?

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