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学問のすすめ。

家賃の増額請求をされた場合!

2008年07月28日

家賃の増額請求を家主からされた場合,どうしたらよいでしょう。

 

増額請求に対して拒否をした場合,家主はこんなことを言うかもしれません。

「応じていただけない場合には,出て行ってもらうしかありませんね。」と。

 

しかし,家賃の増額請求に応じないからといって契約が解除となることはありません。
ですので,立ち退く必要もありません。

 

今後の家賃はどうすればいいでしょうか。
基本的には,従前の家賃を支払っていけばいいでしょう。

 

但し,家主側が提起する家賃増額の裁判で,敗訴をした場合には,差額分も遡って
支払をしなければなりません。しかも,年率1割の利息をつけなくてはいけません。

 

このようなリスクを回避するためには,家主側に増額請求をする根拠を提示してもらい,
同時に近隣相場との乖離状況等を調査するなどして,その正当性を吟味して,増額
請求に応じるか否かを決めるとよいでしょう。

 

裁判で決着をつけようと考えた場合,家主の増額請求は拒絶することになりますが,
この場合,家主が従前の家賃額では受領拒否をする場合があります。
しかし,受領拒否をされたからと言って,家賃の支払いを全くしないと,家賃の不払いを理由に契約が解除されてしまいますので,このような場合には,家賃を供託する必要がありますので,注意が必要です。